『巨大化すると、真相は隠れる』
世の中を良くしよう!と改善策を講じて、あらゆる努力を重ねても、そうやすやすと変わるものではないのが世の常である。変わるどころか、手をつけたことで、改善ではなく改悪になってしまう例など、枚挙に暇がない。さて今回は、じゃあどうすればいいの?という話である(笑)。
[例えば、戦争]
同じことをしても、結果が天と地ほどの落差がある象徴といえるのが、いきなり物騒だが「殺人」である。人を殺めれば、刑法第11条により原則、死刑という最大刑に処せられる。しかし戦争という大義名分がつくと、何百人殺めようが、大量になるほど殺人は称えられる。やってることは双方共に殺人であるにもかかわらず、である。
これほど理不尽で酷い話があるのか!と憤ってみても、戦争はなくならない。遥か紀元前から、連綿と続けられているのが戦争であり、時代がどう移り変わろうが、武器と戦法は進化し続け、現在に至っている。
そういえばテロリストも然り。干ばつに苦しむアフガニスタンに水を引き、大勢の現地の人々を救った日本の中村医師は、テロ集団に暗殺された。しかし、その銃撃犯が罪に問われることはない。悔しいけれど、これが現実である。
[そして、医療]
あまりに当り前すぎて、誰も疑問を持たず病院に通い、薬を服用する生活が習慣化されている現代医療。その現代医療の闇の部分を適格に指摘してやまない吉野敏明医師の名著「医療という嘘」から、私が思った重要点をいくつか述べてみたい。
医療は二つの医学に大別される。イギリス王室の伝統的な医学で、未病の段階から行える副作用のない自然療法である「ホメオパシー医学」。そして、副作用を伴う新薬を用いて画一的な治療を行ない、病気になってからアプローチする対症療法である「アロパシー医学」である。
ホメオパシー医学は東洋医療(漢方)に通じる自然療法で、科学薬品に頼らず自己免疫力を高めるという、本来の理にかなった医学といえる。しかしながら今の世の中、アロパシー医学一辺倒であり、医師は患者の顔を見ずに、パソコン画面のデーターを元に薬の割り当て、配分に注力するのである。
アロパシー医学の問題点は、化学薬品の調合からなる新薬の服用は、確実に自己免疫力が減退する、という所にある。さらに人体の部位を単体で捉え、その部位の機能性に特化した処置と薬の配合をする。
人間の体は、それぞれの部位がつながり連帯して一身である。一つの部位が不調になれば、全体に影響が及ぶのは当然である。人間の体は機械ではなく、生命体であることを軽視し過ぎてはいないか、と思えてならない。
しかしながら、例えば私が「今の医療は間違っている。ちゃんと診察もせず、薬ばかり出している。もう病院など行かない!」と言って回ったとしよう。おそらく99%の確率で奇人変人扱いされるだろう(笑)。
[隠れている真相とは]
さて、戦争と医療という巨大なものに隠され、潜んでいるものの正体とは何だろう。実は、日本人の大半がそれを分からないのは無理もない。それは、伝えるべきを伝えない、あるいは伝えられない事情を持つ、日本のマスコミの姿勢にあるからである。
その正体は「無限に金を生むシステム」である。悪人を成敗するためと、正義を振りかざして戦争をしかける。ウィルスの蔓延を防ぐため、とワクチンを打ち、新薬の服用を半ば強制する。要は戦争と病気は、武器と薬を売り莫大なお金を生むためのシステムであり、この両者はまさにビックマーケットなのである。
この二つのシステムは、国家と医療という巨大なものの中に隠れ、正義と救済という大義名分の実体とは、実に途絶えることなき金銭量産機、つまり打ち出の小槌なのである。仮にこの巨大システムに反旗をひるがえそうが、所詮は多勢に無勢、とても太刀打ちできる相手ではない。
そこで「じゃあどうすればいいの?」についての回答である。冷淡な言い方に感じるかもしれないが、そこは御容赦いただきたい。
「我々は、あまりに稚拙な日本のマスコミ情報に振り回されてばかりでは、決して真実は見えない。ある時は果敢に自ら考え行動し、又ある時はいなす、かわすという器量を持ちつつ、安易に大勢に流されない生き方を構築すべきである」