『日本人を拘束するものの正体』
日頃、思っている疑問の一つに「日本は日の丸への賛美と、愛国心を語れるのはスポーツに限られる」という事。なにかスポーツ以外に母国を褒め称えると「あいつは右翼では?」とのレッテルを貼られるのは何故だろう?(笑)。今回は、そこについての徹底解明である。
[インプリンティングとは?]
ある事を強烈に脳裏に刻み込まれ、生涯に渡りその事に対して、執着と追従を示す学習現象を、インプリンティングという。日本は第二次世界大戦の敗戦国となり、アメリカGHQにより、徹底的なマインドコントロールを施される事になる。
その結果、日本人がどれくらい卑劣な民族かと、いやという程に徹頭徹尾たたき込まれる事で、見事に、自国を恥じ入る自虐史観を持つに至ったのである。
GHQは日本を俗悪国とし、各新聞に「太平洋戦争史」として連載させ、NHKラジオでは「噂の真相箱」と銘打ち、大げさに喧伝する。更に神道指令を出し、神社の保護と助成を禁止した。
学校では修身、日本史、地理の授業が停止され、教科書への国家、国民、我が国、大東亜戦争の用語使用が禁じられ、君が代と唱歌は削除される。そしてGHQ、東京裁判、原爆投下への批判を厳禁としたのである。
戦略に長けたアメリカの手により日本人の脳へ、インプリンティングされた自虐史観は、ちょっとやそっとでは揺るがない確固たる信念の如く、現在も我々日本人は、マインドコントロールの只中にいる。
その洗脳効果が如実にわかる事例がある。それは、7年間もの年月を費やしたGHQの役目を終えて、マッカーサーが帰国の途に着く日、沿道を埋め尽くした日本人が一様に手を振り、涙を流しながら「マッカーサー元師、ありがとう!」と叫ぶ者が後を絶たなかったのである。
鬼畜米英!と蔑んだ同じ日本人がマインドコントロールによって親米となり、アメリカに対しては一転して、崇拝と憧憬の的となったのである(苦笑)。
[洗脳が解けない真の理由とは?]
戦後、80年も経つのに広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれている「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」との言葉に、日本人の誰もが疑問を呈さないのも、正にマインドコントロールの成せるわざである。
これのどこがおかしいのか?それは、二度と過ちは繰り返しません、と誓うべきは、見せしめと人体実験の目的で二種類の原爆を広島と長崎に投下したアメリカの方だからである。何故に落とされた日本が誓うのだろう?
どちらにしても、残念ながら我々日本人が自覚しようにもできないからこそ、マインドコントロールは成立しているのである。
一体、戦後80年もの時が経つというのに、GHQの洗脳はなぜ、これ程までに強固なのだろう?これはあくまで私見だが、GHQ去りし後の、我々日本人同士の「内的監視制度」が機能し、洗脳を更なる威力に高めたのではないだろうか。
どういうことかと言うと、GHQの偏向報道にすっかり洗脳された日本人は、GHQが行っていた検閲制度を「自己検閲」とし、隣組と称して、お互いを監視し合うようになったのである。
現在でもよく耳にする「えーっ、そんなこと言っちゃっていいんですか?」と左右を見回しながら小声で言うのは、おそらく当時の名残りだろう、と私は睨んでいる(笑)。
つまり一番恐いのは外敵ではなく、内敵なのである。一般市民による隣組から、進歩的文化人、日教組、左翼マスコミ、共産主義政党と内敵は広範に渡る。よって国内には自ずと反日言動をとらざる得ない空気が、いつしか蔓延してゆくのである。
[果して、自虐史観は解けるのか?]
これはどの国でもいえる事なのだが、国民はいわゆるインテリ層と呼ばれる人種に弱い。大学教授、博士、官僚など。特に日本人はその傾向が強い。「朝日新聞」を読み、「世界」に目を通し、夜は「ニュースステーション」を見る大学教授の話に、我々は否が応でも一目置いてしまうのである(笑)。
従って、日本は悪行を働いてきた国だ、との思いは自然と我々の頭に刷り込まれる環境下にあるから、いつまでたっても日本は、謝罪を繰り返す「犯罪国」の汚名を着せられるのである。
19世紀までの白人至上主義の世界で唯一、人種差別撤廃を訴え、その白人と伍してきた黄色人種の日本が、欧米列強に目をつけられ叩かれるのは、自然の成り行きだったと言えるかもしれない。
ゆえに、打ち負かした日本に対してWGIP(ウォー.ギルト.インフォメーション.プログラム)と称するアメリカの暗躍により、欧米列強が300年続けてきた➀侵略戦争②植民地支配③残虐行為が、そっくりそのまま日本へ転化されてしまったのである。
戦勝国が、自国に都合の悪い事を公表しないのは世の常である。したがって、我々が知らないのは無理もない。しかしながら、調べようと思えばいくらでも調べられるのも事実である。ただ、洗脳下にある大方の日本人には、そのような意志など存在しなかっただけの話である。
どうも我々日本人は、必要以上に己を卑下し過ぎである。日本は特殊性もあるが、実は日本風の心遣い、気配り、思いやりは世界に広がる普遍性である。
我々一人一人が、日本人としての誇りと矜持を持ち得ない限り、残念ながら洗脳は解けず、自虐史観は終生ついてまわるだろう。