いつ買うか?
住まいをいつ買ったら良いか?良く受ける質問だが、この「いつ」の判断が難しい。方法としてはいくつかのファクターの序列やバランスを考察しながら進めてゆく。例えば家を買う為に自己資金を貯めたので低金利の今、ローンを組みたい、しかし勤続年数が一年である。このケースで検討してみよう。
まず、住宅購入の為に貯蓄をするのは、金額の多寡に関らず最重要ポイント。それは「住宅購入」という一大事業に対し計画性があるか否かの判断となるからである。次に金利動向だが、上がれば経済も活性化して収入も上がるので、それ程神経質になる部分では実はない。そして、勤続年数について金融機関がここに拘るのは、ローン返済に一番重要な継続性を計る為で、短期間に転職が多ければ持続性に難あり、と視る。収入の元となる部分なのでここも重要ポイントとなる。今回のケースは最も重要視すべき「本人の計画性」があるので銀行の審査が通れば購入、と判断できる。
